和箪笥のある 愉しみ

精巧な金具や材料、惜しみなく注がれた職人技、そして時を経た美しさが詰まった古い和箪笥。私たち日本人の住まいとともに発展してきた和箪笥は、現代でも違和感なく使え、小さなものでも抜群の存在感を発揮します。

東京・東北沢で三代続くアンティーク山本商店店主・山本明弘さんに和箪笥の成り立ちと、より深く愉しむ秘訣についてうかがいました。

監修/アンティーク山本商店 山本明弘
写真/米谷 享

山本明弘さんに教わる和箪笥の心得

和箪笥が求められる理由

最近和箪笥を求められる方がとみに多く、入荷数が追いつかないほどです。
日本の手仕事が見直されてきているということもありますが、その魅力は何といっても現代にはないデザインと、そこに施されている緻密な職人技。それを若い人は新鮮に、ご年配の方は懐かしく感じるようです。それ に、やはり日本人として本能的に古来の伝統に惹かれるところもあるのではないでしょうか。そもそも箪笥の成り立ちが、私たちの生活文化と密接にかか わっていますから。

(「チルチンびと」72号抜粋 ※全文は電子書籍でご覧ください。)

 

アンティーク山本商店
 
東京都世田谷区北沢5-6-3
OPEN:11:00~19:00
CLOSE:月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜休業)
TEL:03-3468-0853
HP:http://www.antique-yamamoto.co.jp/

 
 

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