アメリカの古材

 

アメリカの古材は構造材より板材が主流

日本の古材が黒光りするストイックな美をまとい、傷も修復した上で蘇らせるのに対して、アメリカの古材は、多少の傷や汚れすらも受け止める、ざっくばらんな魅力が信条。ただ、日本とアメリカでは、一口に木造住宅といっても、家のつくりが異なるので、古材として使える材、そして使い方も、日本のものと同じようにはいきません。

今回話をうかがったのは、東京・神奈川に3店舗を構えるアメリカ古材・ヴィンテージ家具の専門店「GALLUP(ギャラップ)」。「工藤邸」を手がけた、「ラスティックゴールド」と同じく、前身はアメリカの古着を扱う店。古着をディスプレイする空間づくりのため、古材を輸入し始めたのが、家具・建材にかかわるきっかけだったとか。

日本では古民家の板材に加え、柱梁などの構造材を現在も使うことができますが、「GALLUP」で扱う古材は板材が主流。柱梁も取り扱いはありますが、耐久性から構造材として使うよりも化粧材として表情を楽しむことをすすめています。

(「チルチンびと」80号抜粋 ※全文は電子書籍でご覧ください。)

 

GALLUP
 
〒243-0022 神奈川県厚木市酒井78番 天幸物流倉庫内19番倉庫
TEL:046-227-0226
OPEN:10:00〜19:00
CLOSE:年末年始
HP:https://www.thegallup.com/
※上記ほか、中目黒[TEL]03-5428-5567、門前仲町[TEL]03-5639-9633 にショールーム有り。

 

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