「悠山想」という名前の由来は自然の摂理に従って生きるという意味の漢詩「飲酒」からもらいました。悠山想は古民家の「知恵と工夫」に学びながら、伝統構法の住まいづくりをもとめています。
①地震動に対しては伝統構法の変形能力の高さを生かしながら耐力を高めて粘り強い建物をつくります。ねばり強ければ“ガシャーン”と倒壊せずに生命維持空間を確保できます。
②人が100年生きるとすれば、90年は建物の中で生活するといわれています。とすれば、生活の中で重要な位置を占める建築環境に求めるのは人が快適と感じるのは何か?です。
例えば温熱環境ではエアコンの室温設定では測れない床、壁、天井の表面温度と湿度では?
古民家に夏入るとヒンヤリ感じるのは土壁の蓄冷による放射のおかげです。
熱容量と湿気容量の大きい土壁は有効な手法のひとつとなると思っています。
悠山想は、伝統構法の「知恵や工夫」に科学のメスを入れて継承、発展させ、現代の住まいに反映させています。
建築工房 悠山想
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